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研究日誌BLOG

2017.02.08

居宅訪問活動について

2015年より開始された通所介護施設での居宅訪問は、個別機能訓練の計画書を作成する上で必要なため、国によって義務付けられました。リハビリの目標はADL向上に結び付けるためには、家族と会い、直接生活へアプローチすることを重視してのことだと思います。

 

リハビリテーションという言葉を用いる中で、「その人らしい生活とは」という視点をもつことは欠かせません。

その人個人の身体機能状態を把握するだけではリハビリの目標を捉える事が難しく、その人々の重ねてきた価値観や生活文化は様々であり、そこから私たちが専門職としてどう関わっていけるかを考えていかないとなりません。

ですから、その人が生活する場、その人の生活を支えているご家族と会い、その人の周辺を知ることはリハビリをすすめる上でも大切なことだと感じています。

 

今回は、私自身の「居宅訪問」での活動様子をまとめてみました。

まず、私自身が限られた時間でなるべく確認させていただいている点を書き出してみます。

 

○自宅の周辺環境(最寄りのバス停や駅までの道のり、散歩のしやすい歩道か、買い物するとしたらどの辺りかなど)

○居宅内環境  (動線、物の配置、手すり、段差、寝具などの生活様式)

○家族と本人からの生活状況変化の聴取

 

 

リハビリを進める上で、

「歩けるように」としても具体的に何処まで歩ける能力が

 必要なのか、ベッドからトイレ位か、家の外の新聞受けまでなのか。

 歩くことはいいと分かっていても安全に散歩ができる環境か、

 家では椅子の生活なのか、

 寝具はベッドでも柵がないと起き上がる方法がかわるか、

 布団なら床から立つ能力を安全に遂行できているか、

 補助具の必要性はあるかつけると阻害因子になるか、

 趣味や興味を知ることで提供できることの幅が広げられないか、

 意欲を高めることにつなげられないか、

 ご家族に協力はえられそうかなどといったことをみてとることが

 できます。

 

またご家族への助言、ご本人への具体的なADL指導がその人の生活する空間で直接できることはとても意義があります。

 

 実際のケースをいくつかあげると

   日頃の訓練では自宅のベッドを想定して起き上がり動作などをおこなっているAさんが自宅ではできないのは何故か、自宅をみるとベッドの上には必要な道具がおかれていて邪魔となっていた。

   自宅で転倒が続いたBさんの転倒場所を確認し、緑内障と白内障があり、疾患の進行により身体機能が変化していることが加わり、今までの経験で手を伸ばすと手すりへのリーチが足りていなかったり、今までより手すりを頼りにしていることでそこに体重がのっかってしまったなど環境があわなくなっていることがわかり、CMと連絡をとり調整した。

   肩が痛いというCさんは、自宅でよくよく奥様から話をうかがうとほぼソファで寝ており、寝ている姿勢が頸から肩に特に負担がかかっていた。

   家で立ちあがれないと話すDさんは、椅子が平均の40センチより低い35センチのものを使用しており、ベッドの高さも調整できることを知らず使用していたため、立ち上がりに高い能力を求められていた。

   リハビリの目標にむけて自立を促し関わっていたが、それがご本人の負担となり、毎回休みたいと言われご家族が心配していた。

 

想定していることと別の要因が隠されており、それを実際見聞きして取り除くことで意外と簡単に問題が解決できる事案も多いのです。

 

居宅訪問がはじまり、業務が増えたことは正直開始当初の施設側の悩みではありました。利用者さんの中にも自宅へ人が来ることへの煩わしさから拒否される方もおりました。

でも、関わりをつづけてきて、施設内の運動で終わることなく、直接顔を合わせ声を伺い、皆さんの生活をフォローできてきているという確信はあります。

その人らしい生活・人生を視点におき、これからも皆さんの生活を

支えるお手伝いができればと思います。 

 

 

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